MotoGP第15戦日本GPの開幕前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。
■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)
前戦アラゴンGPで今シーズン5勝目を記録し、ランキングトップにつけるマルク・マルケス。ランキング2位のアンドレア・ドビジオーゾとのポイント差を16ポイント差に拡大したが、フライアウエイラウンド3連戦がタイトル争いのカギを握る。
その初戦となるもてぎのMotoGPでは、2013年と2014年に2位、昨年は優勝を飾っている。
「残り4戦、全力をつくさなければいけない。特に3連戦は時差と気候の関係で負担が厳しく、今年は非常に接戦となっているから、全てが挑戦となる。僕たちにとって非常に重要なのは、シルバーストンを除いて、第7戦カタルニアから毎戦表彰台を獲得していることだ」
「異なる状況とサーキットに対して、よい仕事をした。これは僕たちに自信を与え、どんなコースに対してもいいレベルにあることを証明している。日本ではよい思い出がある。昨年は優勝を挙げ、2度のタイトルを獲得したけど、どんな状況に対しても適応するために、準備と集中力を続ける必要がある」
「もてぎのコースコンディションは大きな変化があるかもしれない。加速とブレーキングでのいいセッティングを見つけるために懸命に仕事しなければならない。もてぎはホンダのホームサーキットなので、ファンの前でいい結果にトライし、全力をつくしたい」
■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング4位)
前戦アラゴンGPで2位に入賞し、ランキング4位に浮上したダニ・ペドロサ。もてぎのMotoGPクラスでは2011年、2012年、2015年に優勝を記録、2006年以降、通算6回表彰台を獲得しているが、2010年と2016年にはウイーク中の転倒で鎖骨を骨折し、途中欠場した経験もある。
「情熱的なホンダとモータースポーツを愛する特別なファンのために、日本で、ホンダのホームサーキットでレースがしたい。サーキットはすばらしい。15歳のときに初めて走ったときから、このコースに対していい感触があり、僕のライディングスタイルに合っていて、とても楽しい」
「昨年は不運にも転倒し右鎖骨を骨折したが、今年はポジティブな流れを維持していいレースがしたい。100%プッシュするよ」