MotoGP第15戦日本GPの開幕前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが意気込みを語った。
■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング16位)
ここまで思ったような結果を残せず苦戦しているアンドレア・イアンノーネ。前戦アラゴンGP終了後に、アラゴンで新パーツのテストにも取り組むなど、巻き返しをかけて取り組んでいる。
もてぎでは125cc時代の2009年、Moto2時代の2011年に優勝を経験している。MotoGPクラスでのベストリザルトは2014年の6位。2015年はエンジントラブルでリタイア、2016年はサンマリノGPで負傷し、欠場。もてぎでは2年ぶりのレースとなる。
「スズキにとってホームレースなので日本GPをすばらしいレースにしたい。多くのエンジニアが来てくれることを期待している。マシン開発を担当するすべての人たちに会えるのが楽しみだ。彼らと直接話すチャンスであり、GSX-RRの走りを間近に見てもらうことはいいことだと思う」
「サーキット自体は僕たちに合っていると思う。ここ数戦、開発も進歩を遂げており、うまくいけばポジティブなレースできる。スズキのスタッフの努力に応えるためにもいいレースがしたい」
■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング20位)
シーズン序盤のケガによる欠場が響き、ランキングは20位だが、復帰後はトップ10圏内フィニッシュを2回記録しているMotoGPルーキーのアレックス・リンス。
もてぎではMoto3時代の2013年にポールポジションを獲得しているものの、決勝のベストは2012年の4位。MotoGPマシンで初走行となるもてぎでどんなパフォーマンスを見せるか。
「日本に行くのはいつもナイスだ。3週で3カ国を回るが、豊かで異なる文化を経験できるのは興味深いこと。それは僕たちの知識をさらに深め、さまざまな生活様式を楽しむチャンスでもある。もてぎでMotoGPマシンを走らせること、スズキのファクトリーのMotoGPプロジェクトスタッフに会えることは楽しみだよ」
「アラゴンGP後のアラゴンでのテストで取り組んだことが、どのように機能するのかも興味深い。もてぎのレースは楽しみだし、コースも僕たちに合っていると思う。ポイントを獲得し、シーズンをいい形で終えるために頑張りたい」