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KNK(クナクン)、日本デビュー記念イベントで“2倍速ダンス”披露 スンジュン「愛してください!」

2017年10月11日 08:02  リアルサウンド

リアルサウンド

 KNK(クナクン)が、10月10日に池袋サンシャイン広場にて日本デビューシングル『U / BACK AGAIN』のリリース記念イベントを行った。グループ名の「KNK」は韓国語で「大きな」という意味を持ち、その名の通りメンバーの平均身長が185cmにもおよぶ5人組アイドルグループだ。また「KNK」には、「K-POPkNocK」という「自分たちの音楽でK-POPの扉をノックする」という意味も込められている。


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 イベント前にはサプライズで公開リハーサルも披露。会場に集まったファンとコミュニケーションを取りながらも、スタッフと入念にコミュニケーションを取っているメンバーたちの姿を見ることができた。本番では、デビューシングルから「U」、「BACK AGAIN」をパフォーマンス。近年のK-POPのトレンドであるトロピカルハウスやフューチャーベースではなく、ダブステップを取り入れた楽曲だ。


 1曲目が終わり、MCに入るとハンカチで汗を拭きながらそれぞれ自己紹介。MCから明日10月11日に日本デビューを控えていることが伝えられると、会場からは「おめでとう!」とひときわ大きな歓声が上がり、メンバーは深々とお辞儀した。デビュー前の心境を聞かれたスンジュンは、日本語で「気分は本当に不思議」と語り、「1stシングルが10月11日にリリースします、あいしてくださ~い」と会場に呼びかけた。また、連日のリリースイベントについて尋ねられたインソンは「今日も楽しいです」と語りながらも、「昨日より、あちぃ」と会場の笑いを誘った。


 MCでは、日本の歌を練習しているというインソンとユジンによる生歌が披露される場面も。インソンが平井堅の「瞳を閉じて」をアカペラで歌い上げ、途中からユジンがさらに続きを歌い、会場を大いに沸かせた。


 さらに、この日は通常のパフォーマンスに加え、“2倍速ダンス”も披露された。披露した2曲を2倍速にしたものが会場に流れると、最初は戸惑いながらもすぐに体制を立て直した。フットワークダンスさながらの高速ステップに加え、ジャンプなども含むアグレッシブな振りを2倍速でこなし、その身体能力の高さを存分に披露した。


 今後も東京・愛知・大阪などでリリースイベントを控えているKNK。10月27日、28日には大阪と神奈川でオフィシャルファン・ミーティングの開催も予定されている。高身長やハイレベルな歌唱力、ダンスといったクールな一面はもちろんだが、MCでは山登りが趣味だというスンジュンに対してヒジュンが「山よりスンジュンのほうがデカい」と述べるなど、キュートな一面もみせた。韓国でも昨年3月にデビューしたばかりと、まだキャリアの浅い彼らだが、スキルフルなパフォーマンスからは充分なポテンシャルを感じた。日本デビューを機にどんな成長を遂げるのか、楽しみに見守りたい。(山田勇真)