映画『アバウト・レイ 16歳の決断』が2018年2月3日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。
『リトル・ミス・サンシャイン』『サンシャイン・クリーニング』の製作陣による同作は、女性の身体で生まれ、男性として生きることを決断した16歳のレイを主人公にした作品。髪を短く切り、トレーニングをして男性の身体に近づいていくレイの様子や、レイのカミングアウトに戸惑いながらも次第に理解者となっていく母親のマギー、レズビアンの祖母ドリーの姿が描かれる。当初は2016年の日本公開が予定されていたが、製作国アメリカでの公開延期に伴い、日本公開も延期になっていた。
トランジェンダーのレイ役を演じるのはエル・ファニング。レイのホルモン治療の同意書にサインをもらうため、別れた夫に会いに行くシングルマザーのマギー役をナオミ・ワッツ、破天荒な祖母ドリー役をスーザン・サランドンが演じる。監督はゲイビー・デラル。原題は『3 Generations』となる。今回の発表とあわせて日本語字幕入りの本国版予告編が公開された。