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300PSの4気筒インジニウム搭載、『ジャガー・Fタイプ』2018年モデル登場

2017年10月10日 17:31  AUTOSPORT web

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2018年モデルとなった「ジャガー・Fタイプ」
創業以来、スポーツカー・メーカーとしてサルーン、クーペ、SUVを問わずあらゆるモデルを世に送り出し続けてきたジャガー。その彼らが「ピュア・スポーツカー」として誕生させた『ジャガー・Fタイプ』が2018年モデルに進化。完全自社設計の新世代エンジン"インジニウム"の2リッター直列4気筒モデルなどを追加し、9月30日より受注受付が開始されている。

 この『F-TYPE』シリーズの2018年モデルでは、LEDヘッドランプやフロントバンパーに新デザインを採用し、軽量マグネシウムフレームを使用した新開発のパフォーマンスシートにより足元のスペースを確保し、8kg以上の軽量化を実現。

 コネクティビティ機能も強化し、同車には初採用となる最新インフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」を全グレードに標準装備すると同時に、GoPro社と共同開発した「ReRun」アプリに対応した。

 このアプリは自分だけのドライビング・エクスペリエンスがリアルタイムに記録できる世界初の機能を持ち、GoProで撮影した走行映像と車両の走行データ(速度、スロットルポジション、ギア選択、制動力、加速度)が記録でき、またその映像をスマートフォンにダウンロードし、ソーシャルメディア等で簡単に共有することが可能となっている。

 そして注目の初搭載エンジンとなる300PS/400Nmの2リッター4気筒INGENIUMガソリンは、連続可変バルブリフト・コントロール (CVVL)、シリンダーヘッド一体型エグゾースト・マニホールド、ツインスクロール・ターボチャージャー、可変流量オイルポンプ、電子制御式サーモスタット、可変クーラントポンプなど数々の最新技術を採用。




 軽量な4気筒の採用でフロント・アクスルを中心に52kgの軽量化を果たし、シャシー・チューニング、重量バランスの調整を行うことで、優れたステアリング・レスポンス、ボディ・コントロール、快適な乗り心地を実現している。

 また、この2018年モデル限定で販売される特別グレード「F-TYPE 400 SPORT」も設定。400PSを発揮する3.0リッターV6スーパーチャージド・ガソリンモデルをベースに、20インチダークサテングレイアロイホイール、スポーツデザインパック(ダークサテングレイ)を採用。

 さらに、プレミアムレザーインテリア&イエローツインニードルステッチ、400 SPORTパフォーマンスシートや、400 SPORTロゴ入りレザーステアリングホイール(フラットボトム、ブラックスポーク、アルミニウムギアパドルシフト付)にブラックブラッシュドアルミニウムセンターコンソールなど、数々の専用特別装備がおごられている。

 これで『F-TYPE』シリーズは、クーペやカブリオレ、SVRなどの5リッターV8スーパーチャージドモデルなどを合わせて、エンジン、ボディ形状、トランスミッション、駆動方式の組み合わせラインアップを28機種に大幅拡充することとなった。

 価格は8速AT、FR仕様の4気筒インジニウム搭載モデルの794万円から、SVRコンバーチブルAWDの1952万円までとなっている。



Jaguarウェブサイト:http://www.jaguar.co.jp/index.html
ジャガーコール(フリーダイヤル):0120-050-689