ゴア・ヴァービンスキー監督(53歳)が、新作映画「ガンビット」を手掛けるため交渉中のようだ。
デッドラインの報道によると、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ(呪われた海賊たち/デッドマンズ・チェスト/ワールド・エンド)の監督として有名なヴァービンスキー監督は現在、この「X-MEN」シリーズのスピンオフ作でメガホンを執るべく、製作会社の20世紀フォックスと交渉を行っているという。
同作ではすでにチャニング・テイタムがガンビットを演じることが決まっており、以前チャニングはニューオーリンズ生まれの設定となっている同キャラクターに自身を重ねることができると話していた。
「ガンビットは大好きだよ。父がルイジアナ出身で僕も南部で育ったからね。ニューオーリンズにはよく行っていたから、南部訛りはよく耳にしていたよ」
「他のアメリカの地域とはとても違う所なんだ。昔からの独自の文化が根付いている場所だよ。だから僕には分かるんだ。ガンビットはX-メンのメンバーの中でも一番リアルに感じられるキャラクターだったね」
トレードマークのトランプを含め、手に持った物体に破壊エネルギーを込める能力を持つガンビットこと本名レミー・ルボーは、ライターのクリス・クレアモントとアーティストのジム・リーが作り上げたキャラクターで、1990年7月発刊のコミック「アンキャニィX-MEN アニュアル14号」で初登場した。また、ガンビットは映画作品にも登場しており、2009年公開作「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」ではテイラー・キッチュが演じていた。
以前は、ダグ・リーマンが同新作スピンオフの監督として決まっていたものの、「同作への個人的な気持ちのつながりが持てない」ことを理由に降板。さらにリーマンの前にはルパート・ワイアットが予算上の意見の不一致により監督の座から降りていて、脚本も何度も書き直されていたため、公開が今年まで延期されていた。同作の脚本はジョシュ・ゼタマーが手掛けている。
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