アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は新型Audi R8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援しています。10月7日(土)、10月8日(日)、チャン・インターナショナル・サーキット(タイ・ブリーラム 1周4,554m)で2017 AUTOBACS SUPER GT第7戦『Chang SUPER GT RACE』が開催されました。
Chang SUPER GT RACEは、現在年間8戦あるSUPER GTシリーズにおいて唯一、海外で行われる大会です。タイでの開催は今年で4回目となりますが、今大会にも新型Audi R8 LMSを擁する#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と、#26 Team TAISAN SARD(チーム タイサン サード)の2チームが参戦しました。
予選は直前に降った雨がコース各所に残った状態でのスタートとなりました。ウェットコンディションを得意とするダンロップタイヤを装着したAudi Team Hitotsuyamaのリチャード・ライアン選手がまずQ1を担当します。他を圧倒する走りでトップタイムを叩き出し、見事に1位通過。Q2は柳田 真孝選手がアタックに出ました。
ライバルチームがタイムをあげてくる状況で一度は順位を下げるも、タイヤを交換して再びコースイン。チェッカーフラッグ直前のラップで1分38秒142と、2位に1秒以上もの差をつけるタイムで、Hitotsuyama Audi R8 LMSが初のポールポジションを獲得しました。
翌日の決勝レースでも、スタート直前のグリッド上でいきなりスコールに見舞われ、それまでのドライコンディションが一気にウェット状態になりました。各チームがタイヤ選択に頭を悩ませるなか、Audi Team Hitotsuyamaはレインタイヤを選択し、第1スティントはリチャード選手がドライブしました。
Audi Team Hitotsuyama 一ツ山亮次チーム代表のコメント 「今回ダンロップタイヤと雨の相性がいいことはわかっていました。ただ、予選Q1をリチャード選手が素晴らしいアタックで1位通過して、さらに柳田選手がニュータイヤに履き替えて最終ラップで2位を1秒以上も突き放すタイムでポールポジションという、想像以上の結果になりました」