2017年F1日本GP決勝で、トロロッソのピエール・ガスリーは13位、カルロス・サインツJr.はリタイアだった。
■スクーデリア・トロロッソ
ピエール・ガスリー 決勝=13位
かなり厳しいレースだったし、少し落胆もしている。全体として、今日はあまりペースが上がらず、クルマと格闘している感じだった。それでも何とかベストを尽くそうと努めて、ある時点ではハースの1台を追っていた。
でも、ギャップを詰めていくと(タービュランスの影響を受けて)、その位置に留まるのも、オーバーテイクを試みるのも難しかったんだ。その後、僕はフロントタイヤを派手にロックアップさせて、予定より早めにピットインせざるをえなくなった……。
そんなわけで、決して楽なレースではなかったのは確かだけど、これからもプッシュし続けるよ! 今日のレースについてよく分析をして、総合的なパフォーマンスの改善を試みないといけない。
カルロス・サインツJr. 決勝=リタイア
これほど残念なことはない。間違いなく言えるのは、トロロッソと共に過ごす時間をこんな形で終えたくなかったということだ! 1周目でリタイアすることになり、チームのみんなに本当に申し訳ないと思う。リスクを冒してでも、スタート直後にいくつかポジションを稼ごうと思っていたので、ターン6でアウトサイドから回り込もうとしたんだ。
ところが、そこは予想していたよりもはるかにダストが多くて、クルマのコントロールを失ってしまった。そういう単純な話だ。この鈴鹿で好成績をあげてチームを離れたいと思っていたので、本当に悔しい。でも、僕はあくまで前向きに行くよ。
この3年間は素晴らしいとしか言いようのないものだった。僕にとって理想的な準備期間としてね。今のドライバーとしての僕が、2015年の僕よりもずっと成熟しているのは、トロロッソのおかげなんだ。
このチームは偉大なプロフェッショナルたちのグループで、僕が現在のようなドライバーになる手助けをしてくれた。今晩、ガレージを離れる時には、感情があふれ出てしまいそうだよ……。