10月7~8日に、タイのチャン・インターナショナル・サーキットで決勝レースが行われたスーパーGT第7戦。このレースウイークに素晴らしいパフォーマンスをみせたメカニックに送られる『ZF Award』の受賞チームは、33号車D'station Porscheを走らせるD'station Racingとなった。
ZF Awardは、レースウイークに素晴らしいパフォーマンスをみせたメカニックに送られる賞で、各レース後にチームに渡されている。今回受賞したのは、佐々木主浩総監督が決断したスリックタイヤでスタートする作戦を見事的中させ、藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組が3位表彰台を獲得したD'station Racingだ。
受賞理由は、「33号車は予選で天候に恵まれずグリッド後方からのスタートとなりましたが、メカニックによる万全の整備もあり決勝中盤にはトップを周回する活躍を見せてくれました。ピット作業も完璧に行い、3位表彰台の原動力となりました。その活躍をたたえ、ZFアワードが贈られました」というものだ。
チームメンバーも作戦を的中させての3位に大いに喜んでいる様子が印象的だったが、今回のZF Award受賞はチームの武田敏明監督にとっても「欲しかったもの」とのことで、二重の喜びとなった。