10月8日にタイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで行われたスーパーGT第7戦の決勝レース。スーパーGT500クラスを制した平川亮とニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)が決勝を振り返るとともに、最終戦もてぎへの意気込みを語った。
KeePer TOM'S LC500
平川亮
「最高の結果になりました。正直、スタート前に雨が降ってきたときはナーバスになって、(スタートで履く)タイヤ選択で悩みましたけど、雨のなか、ニック(キャシディ)のペースもよかったです」
「なによりドライ(タイヤ)に替えるタイミングが、運も味方したのか、いいタイミングで替えることができました。ニックのアウトラップもよかったですし、そこで一気に差を広げられました」
「そのあと、僕に交代する時もピット作業が迅速で、アウトラップもクリーンなところに出ることができましたね。そのあとはミラーを見ずに、つねに前を向いてミスをしないよう、順位をキープできるように走りました」
「ポール・トゥ・ウィンしたというのは、最終戦に向けていいステップになると思いますし、最終戦はウエイトハンデがゼロになります。(優勝した)今年の開幕戦のようなレースをしたいですね」
ニック・キャシディ
「今日は素晴らしい日になったよ。レクサスやブリヂストンに感謝しているし、チームにも感謝したい。今日はピットワークが重要なレースだったからね。自分にとっては、これまでのスーパーGTのレースのなかで最高のものになったよ」
「ウエット(タイヤ)でもスリック(タイヤ)でも、アウトラップでギャップを作ろうと努力した。マシンのフィーリングもよくて、充分なギャップを持ちながらリョウにバトンをつなぐことができた。リョウはこの週末だけじゃなく、1年を通していい走りをしてくれているよね」
「(最終戦)もてぎも楽しみにしている。チャンピオンを狙える絶好の位置につけることができたからね。レースを戦うのが楽しみだ」