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けやき坂46主演ドラマ『Re:Mind』記者会見 加藤史帆「長濱ねるちゃんの分まで全員で頑張りたい」

2017年10月08日 20:42  リアルサウンド

リアルサウンド

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 本日10月8日、テレビ東京にて10月19日からスタートする木ドラ25『Re:Mind』の記者会見が都内で行われ、主演を務めるけやき坂46のメンバーが登壇した。


参考:欅坂46『残酷な観客達』が鳴らしていた“警鐘”とは? その奇妙な作風を振り返る


 同ドラマは、秋元康が企画・原作を務める密室サスペンス。密室、拘束、失踪……。次々と恐怖に襲われる女子高校生たちの姿を映し出す。


 会見に登壇したのは、けやき坂46のメンバーである、井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依の11人。


 まず初めに一言コメントを求められたメンバー。井口は「このような素晴らしい機会をいただけてとても嬉しいです。この機会をきちんと活かせるようにみんなで一生懸命頑張っています」と意気込みを語り、潮は「自分では真顔なつもりでも、周りからは『口角が上がっているね』とよく言われるので、ドラマに合ったシリアスな表情や演技ができるように頑張っています」とコメント。初体験の演技に自信がなかったという柿崎は「お話がすごく面白くて、誰でも楽しめる作品になっていると思います。話が進むにつれて演技も成長していけていると思うので、そこも楽しんでいただけたらと思います」とアピールし、影山は演技や女優に憧れてこの世界に入ったことに言及しながら、「毎日新しい発見と経験を得られる日々です。これからもっともっとけやき坂46、また影山優佳を知ってもらえるように頑張っていけたら」と話した。


 続けて、加藤は「けやき坂はまだあまり知名度がないんですけど、このドラマは多くの方に知ってもらうチャンスだと思うので、このチャンスを絶対に無駄にしないようにこれからも撮影を頑張っていきます」と意欲をみせ、齊藤も「私たちのことを知らない方も『Re:Mind』を観て、普段の私たちの歌って踊ってる姿も見てみたいと思えるぐらい興味を持っていただけたら嬉しいです」と力強く話す。


 さらに、佐々木久美は「このドラマを通して、アイドルとしての私たちも、女優をやっている私たちも好きになっていただけたら嬉しいなと思います」、佐々木美玲は「初めての演技で主演をやらせていただけるのはすごいことだと思うので、みんなで頑張っていきたい」、高瀬は「初めて観てくださる方にも、『アイドルだけどすごい』と思ってもらえるような作品にしたい」、高本は「私たちのことを何も知らない方が初めて観た時に、『この子たちは何だ?』と興味を持ってもらえるようなドラマになるように頑張りたい」、東村は「演技初挑戦で初めての主演ドラマをたくさんの人に観ていただけたらいいなと思っています。そしてけやき坂46のことを知ってもらえたら」とそれぞれコメント。


 記者から「初めてのドラマの現場で勉強になったこと、想像と違ったことは?」との質問が飛ぶと、影山は「同じシーンを何度も撮るので、毎回泣かなければいけなかったり、毎回同じ気持ちでいなければいけなかったりする。初めて俳優さんや女優さんの努力を実感することができたのは新しい発見でした」と答え、齊藤は「演技をしてみると、普段の言葉のイントネーションが違っていたんだなということに気づきました。『変なこと言うなよ』というセリフがあるのですが、そのイントネーションが違っていた」と明かし、報道陣の笑いを誘った。


 誰の演技がすごかったかという質問には、井口が佐々木美玲を挙げ、「ワークショップの時から感情が入っていて、大人の年代なんですけど、子役の方みたいだなと思った。プロって感じがしました」とコメントすると、メンバーからは笑いが。一方、井口から名前を挙げられた佐々木美玲はその井口の名前を挙げ、「演技をやっているんじゃなくて、本当に自然に見えてすごいなと思いました」と、演技の自然さに驚いたことを明かした。


 また、本人の体調面を考慮し、欅坂46専任の活動を尊重するため、先日出演見送りが発表された長濱ねるについて聞かれると、加藤は「一度、みんなと長濱ねるちゃんとで話す機会がありました。その時に『頑張って』と言ってくれたり『撮影どう?』と聞いてくれたりして。長濱ねるちゃんの分まで全員で頑張りたいと思います」と意気込んだ。


 会見にはテレビ東京・大和健太郎チーフプロデューサーも登壇し、「先日、第1話が完成しました。けやき坂の皆さんはほぼ演技初体験なのですが、彼女たちに非常に頑張っていただいたおかげもあり、素晴らしい仕上がりになっていると思います。ファンの皆さまには当然楽しんでいただけると思うのですが、ミステリーやサスペンス好きの目の肥えた視聴者の方々にも楽しんでもらえるような作品になっていると思います」と、作品の出来に自信をのぞかせていた。(取材・文=宮川翔)