ルノー・スポール・レーシングは、ジョリオン・パーマーとの契約を今週末のF1日本GP後に終了することを発表した。アメリカGPからは2018年の契約をすでに結んでいるカルロス・サインツJr.をニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトとして起用する。
7日、ルノーは、パーマーと「互いの合意の上で、2017年10月8日日曜の日本GP後、関係を終えることを決めた」との声明を発表した。来年の加入が決定していたサインツがアメリカGPからチームに加わる。
「ジョリオンのチームへの貢献、そして彼のプロフェッショナリズムに対して感謝したい」とルノー・スポール・レーシングのマネジングディレクター、シリル・アビテブールは述べた。
「ルノーがF1に復帰して以来、ジョリオンは変化する環境のなかで非常に大きな貢献をしてくれた。素晴らしい資質をもった人物であり、彼の今後のキャリアにおける活躍を祈っている」
パーマーは「日本GPが僕にとってルノーでの最後のレースになる」とコメントしている。
「今年はとても困難なシーズンだった。この3年間、苦しい経験をしていたけれど、このチームとともに素晴らしい旅ができたのは確かだ」
「昨シーズン後半のパフォーマンス、マレーシアでの初ポイント、今年のシンガポールでのキャリアベストの6位は誇りに思える」
「チームの今後の活躍を祈る。現時点では日本GPで最高の結果を出すことに気持ちを集中させている。その後、今後の選択肢について考えていきたい」
現在26歳のパーマーは、2014年にGP2でタイトルを獲得、フォース・インディア、ロータスのテストドライバーを経て、2016年、ロータスの後身ルノーのレースドライバーに昇格した。