F1アメリカGPから、カルロス・サインツJr.がルノーに移籍し、ピエール・ガスリーが引き続きトロロッソで走ることが明らかになった。ジョリオン・パーマーは、現在鈴鹿で行われている日本GPを最後にルノーのシートを失う。
トロロッソのサインツがルノーと2018年の契約をかわしたことはすでに正式に発表されていたが、今シーズン中に移籍する可能性も以前からささやかれており、それが現実になった形だ。
7日、トロロッソはサインツがアメリカGPからルノーに移籍するという声明を発表した。
「2018年に彼が新しいチームに加入するという発表を以前に行ったが、状況が変わり、最初の予定よりも早く彼を手放すことにした」とトロロッソは述べている。
この2戦、ダニール・クビアトが外れ、代わりにガスリーが乗っていたが、「アメリカGPでは」クビアトとガスリーのペアで戦うことも併せて発表された。しかしその後の予定については明記されていない。
F1アメリカGPとガスリーが今年参戦するスーパーフォーミュラ最終戦は日程が重なっている。そのため、現在ポイントリーダーと0.5ポイント差のランキング2位に位置するガスリーは、タイトルの可能性を諦めてF1に残ることになる。
一方、同日、ルノーもドライバー変更を発表、パーマーが日本GPを最後にチームを去ること、サインツがアメリカGPから加入することを明らかにした。
ルノーは、パーマーとは「互いの合意の上で、2017年10月8日日曜の日本GP後、関係を終えることを決めた」と述べている。