10月7日にタイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで行われたスーパーGT第7戦の公式予選。スーパーGT500クラスのポールポジションを獲得した平川亮とニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)が予選日の戦いを振り返りつつ、8日の決勝に向けた意欲を語った。
KeePer TOM'S LC500
平川亮
「今回の大会からハンディキャップが半分に減らされると分かっていましたし、前回の(第6戦)鈴鹿ぐらいから1発の速さには自信がありました」
「(2017年シーズンも)残り2戦で、この(タイでの)予選が重要になることは分かっていたので、予選スタート前はプレッシャーを感じていましたけど、予選は(他車に)引っかかりながらも、最終ラップをまとめてポールポジションを獲得できたので、率直にうれしく思っています」
「(決勝は)天候が読めないですけど、1番いいところからスタートするので、スタートはニックに決めてもらって、レース後半に自分の仕事をしっかりとするだけです。天気が心配ですけど、そのなかでベストを尽くしたいですね」
「明日のレースを含めて(2017年シーズンは)残り2戦ですが、チャンピオンシップのなかで明日のレースは重要になります。ポイントでリードしているニスモ(MOTUL AUTECH GT-R)は予選で下位に沈みましたけど、レースでは強いので(上位に)上がってくると思います」
「そのなかで僕たちはできるだけポイント差を詰める、あるいは逆転しなくてはいけません。レース中にそういったことは考えませんけど、作戦としてはニスモとの差を詰めていきたいですね」
ニック・キャシディ
「とにかくハッピーだよ。ポイントランキングを考えると、かなりプレッシャーを感じていた。明日のレースも重要なものになる」
「この前、スーパーフォーミュラでも(スポーツランドSUGOでの第6戦で)ポールポジションを獲っていて、今回スーパーGTでもポールを獲得できたことをうれしく思うよ」
「(決勝に向けては)リョウと同じ考えだ。ターゲットはポール・トゥ・ウィンだけど、その一方でポイントをしっかり取ることも重要だ。今シーズン、どのレースでも勝てるだけのレースペースがあったから、明日はそれを発揮するだけだよ」