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w-inds.、39thシングル「Time Has Gone」制作秘話を語る 橘慶太「シンプルの極みですよね」

2017年10月07日 11:52  リアルサウンド

リアルサウンド

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 w-inds.が10月6日放送の『流派-R since 2001』(テレビ東京系)に出演し、最新シングル『Time Has Gone』の制作秘話を語った。


 『流派-R since 2001』は、最新のクラブミュージックを中心とした音楽情報番組。w-inds.の39枚目となるシングル表題曲「Time Has Gone」について、橘慶太は「今回はフューチャーベースというジャンルを取り入れて、ダンスナンバーなんだけど哀愁漂う、どこか物悲し気持ちになるサウンドとリリックになりました」と解説。緒方龍一も「単純に僕はこの楽曲の面白い部分として、ちょっと切なかったり、悲しかったりする感情が膨れ上がってしまうような、気持ちが高まっていく感じが聴いていて僕は一番好きな部分なので、そこを感じてもらえたら嬉しいなと思います」と楽曲のポイントを述べた。


 MVについては千葉涼平が「シンプルだけど、すごくストイックで。シンプルの最高……ちょっと自分で言うの変だな(笑)」と恥じらうと、橘が「シンプルの極みですよね」とフォローを入れ、千葉が「そこ攻めてるんですけど、自分で言うの変ですよね。ここまでダンスとライティングだけで見せているのは、意外とw-inds.はやってきてなかったので。それがある意味チャレンジというか、かっこよく見せるのをMVでやるというのはすごく難しいことなので。考えはしましたけどやってこなくて。そこにチャレンジできて、すごくいい作品に仕上がったので是非見ていただきたい」とコメントした。


 前作に続き作詞、作曲、編曲を手がけ、さらにトラックダウンも担当した橘。番組では、楽曲制作の様子も公開に。PC1台で楽曲を制作していき、シンセのコードにエフェクトを足していき、うねりを出していく。エド・シーランが「Shape Of You」で使用している弦をはじいたようなアタック感が特徴的な音、プラックに影響を受けているという。「最先端のものも取り入れていくし、w-inds.としてどういうものが音楽として表現できるのかを常に考えていますし。17年目になって、自分たちから、ゼロから生み出していくというのがこだわりです」とサウンドへの飽くなき探究心を見せた。


 番組には、ほかにも韻踏合組合、RAU DEF、電波少女が出演した。次回の放送では、SPICY CHOCOLATEが主催するビックレゲエイベント『渋谷レゲエ祭』の模様をオンエアする予定だ。(向山康太)