柄本佑監督の短編映画『ムーンライト下落合』が、11月11日から東京・渋谷のユーロスペースで上映される。
東京乾電池に所属する作家・加藤一浩による短編戯曲をもとにした同作は、1つの部屋の中で深夜の数時間を過ごす2人の男による会話劇。東京・下落合に住む長田と、長田の家に泊まりに来た友人の三上の会話から、互いの「いま」が明らかになっていく、というあらすじだ。
同作は、俳優としての活動だけでなく、これまでも数本の短編映画を製作している柄本佑が、原作の戯曲を気に入り映画化を決意。長田役を加瀬亮、三上役を宇野祥平が演じている。またスタッフには俳優・映画監督の森岡龍や、三宅唱、四宮秀俊らが参加。
今回の上映は1週間限定となり、初日には柄本佑と出演者によるトークを開催。上映期間中は柄本の過去の監督作の上映や、ゲストを招いたトークなど連日イベントを行なう予定だ。詳細はユーロスペースのオフィシャルサイトで発表される。