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アロンソにシートを譲ったウィルソン。2018年はアンドレッティからインディ500参戦

2017年10月05日 20:02  AUTOSPORT web

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2018年のインディ500参戦が決定したステファン・ウィルソン
フェルナンド・アロンソが2017年のインディ500に参戦する際に、シートを譲ったステファン・ウィルソン。2018年はアンドレッティ・オートスポートからインディ500への参戦が明らかとなった。

 インディカーのレース中にアクシデントで命を落としたジャスティン・ウィルソンの実弟であるステファン・ウィルソン。2017年もインディ500に出場すべく、アンドレッティ・オートスポートと契約を進めていたが、急遽アロンソの参戦が決定しウィルソンはシートを譲るかたちとなった。

 オーナーのマイケル・アンドレッティは、2018年のインディ500ではウィルソンが、アレクサンダー・ロッシやマルコ・アンドレッティ、ライアン・ハンター-レイ、ザック・ビーチらレギュラードライバーと共にアンドレッティ・オートスポートの25号車をドライブすると明言。ウィルソンは、2016年以来となる2度目のインディ500参戦が決定した。


「第102回インディ500でアンドレッティ・オートスポートに正式に参加することにとても興奮しているよ。ここまで来るのはジェットコースターのようだったよ。でも、振り返ってみれば、今この場に居られることにとても幸運を感じているし、本当に喜んでいるんだ。インディ500でもっとも成功したチームに加わることに知って、未来を想像し続けているよ」とウィルドン。

 インディライツ時代にはアンドレッティ・オートスポートで活躍したウィルソン。彼の復帰をアンドレッティも歓迎している。

「ステファンがアンドレッティ・オートスポートに戻ってきたことを歓迎しているし、彼がカーナンバー25のクルマで走ることを誇りに思っていることが本当にうれしいよ。トラックにはいなかったが彼は2017年のインディ500で大きな役割を果たした。彼がインディアナポリス・モータースピードウェイに戻ってくることが楽しみだ」