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ブッカー賞受賞作を映画化 J・ブロードベント×C・ランプリング『ベロニカとの記憶』公開へ

2017年10月05日 11:22  リアルサウンド

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 『めぐり逢わせのお弁当』のリテーシュ・バトラ監督最新作『The Sense of An Ending(原題)』が、『ベロニカとの記憶』の邦題で2018年1月に公開されることが決定した。


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 本作は、2011年にイギリスの文学賞、ブッカー賞に輝いたジュリアン・バーンズの小説『終わりの感覚』を映画化したミステリー。60歳を過ぎ、ひとりきりで静かな引退生活を送るトニーの元に、「あなたに日記を遺した女性がいる」と見知らぬ弁護士から手紙が届く。その女性とは、40年前に別れた恋人ベロニカの母親だった。思いもよらない奇妙な遺品から、長い間忘れていた青春時代の記憶、若くして自殺した親友、初恋の真実を紐といていくことになる……。


 キャストには、『アイリス』のジム・ブロードベント、『さざなみ』のシャーロット・ランプリングをはじめ、『ダウントン・アビー』のミシェル・ドッカリー、『ヒューゴの不思議な発明』のエミリー・ モーティマーなどイギリスを代表する俳優たちが集結。さらに、 2016年春夏のプラダのモデルとして活躍し、『ダンケルク』にも出演したビリー・ハウルや、『ビリー・リンの永遠の1日』で主役に抜擢されたジョー・アルウィンなども出演している。(リアルサウンド編集部)