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トヨタ、東京モーターショーで次期型『クラウン』のコンセプトモデルを初公開

2017年10月05日 10:42  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

CROWN Concept
2017年10月4日
プレスリリース

TOYOTA、「CROWN Concept」を初公開
-第45回東京モーターショー2017に出展-

 TOYOTAは、10月25日(水)から11月5日(日)までの12日間*1、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される第45回東京モーターショー2017において、「CROWN Concept」を初披露する。

 「CROWN Concept」は、「走行性能の追求」と「コネクティッド技術の進化」の両輪で開発したコンセプトモデルである。
 
 TOYOTAは、1955年の誕生以来クラウンが積み重ねてきた伝統に加え、将来のモビリティ社会においてクラウンに求められる革新性を融合することで、次世代のクラウンをお客様に提案する。

「CROWN Concept」の特徴は以下の通り。
◆「Fun to Drive」を突き詰めた革新的な走行性能
 将来のモビリティ社会においてもクルマを操る楽しさをお客様に提案するため、TNGA*2に基づきプラットフォームを一新するなどクルマをゼロから開発するとともに、ドイツのニュルブルクリンクでの走行テストを実施。意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域かつスムーズな路面から荒れた路面など、あらゆる状況において目線のぶれない圧倒的な走行安定性を実現し、ドライバーに“走る歓び”と“安心”を提供する

◆コネクティッド技術とそのサービスを本格的に具現化すべく、革新的進化を追求
▽車載通信機の100%搭載によるIoT社会への対応
 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、車載通信機をラインアップ車に搭載し普及していくことで取得できるビッグデータを活用し、お客様へ新たな価値を提供していく。また、「CROWN Concept」の市販モデルにも車載通信機を全車標準装備し、展開を図る

▽「一台で守る安全」から「街全体で守る安全」へ
 トヨタは、自動ブレーキに代表されるクルマ自体の先進技術だけではなく、信号情報やクルマ同士と“つながる”ITS Connectを普及させることで、社会全体で安全を守っていく。また、官民実証実験にも積極的に参加することで、“つながる”技術の早期発展に貢献する

▽ビッグデータによるカーライフの充実化
 トヨタは、モビリティサービスプラットフォームを活用することで、交通渋滞の情報検出による街の渋滞削減をはじめ社会問題の解決に貢献していく。また、車載通信機を介して取得した車両情報をもとに車両を遠隔で診断し、故障や整備の必要性を予知。コールセンターを活用した迅速かつ適切なサポートを行い、お客様に安心・安全を提供する

 なお、「CROWN Concept」の市販モデルは、2018年夏頃に発売を予定している。

 トヨタは、保有後もワクワクし続けてもらえる愛車をご提供したいという思いから、コネクティッドカーならではのリモート技術と、新しいモビリティサービスを使用したカーライフを絶えず進化させていくことを探求し続ける。

CROWN Concept 主要諸元
全長:4,910mm
全幅:1,800mm
全高:1,455mm
ホイールベース:2,920mm
乗車定員:5名

*1 10月25日~26日:プレスデー、10月26日~27日:特別招待日等、10月28日~11月5日:一般公開日
*2 Toyota New Global Architecture。トヨタ自動車(株)が全社を挙げてグローバルに取り組むクルマづくりの構造改革。パワートレーンユニットやプラットフォームなどを一新し、全体最適を考え新開発することによりクルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを目指す

東京モーターショー2017特設サイトはこちら
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/tms2017/