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レッドブルF1、リカルドの2019年移籍の可能性を認める。離脱に備え後任候補の選考へ

2017年10月05日 09:52  AUTOSPORT web

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ダニエル・リカルドとレッドブルのモータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコ
レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコが、レッドブル・レーシングは2019年にダニエル・リカルドが離脱する場合に備え、後任の検討に入ると語った。

 リカルドとマックス・フェルスタッペンのラインアップは2018年には変更はないが、リカルドとの契約は来季末に切れるため、彼が2019年に向けて離脱する可能性がある。実際リカルド自身が、チャンピオンになるために他チームへの移籍を選ぶかもしれないと示唆している。

 レッドブルもリカルドを失う可能性に備えようとしていると、マルコはAuto Motor und Sportに対して認めた。

「フェルスタッペンには(2019年にも)まだ契約がある」とマルコ。

「一方、リカルドはすでに市場に出ている。だから我々としては代わりとなる候補者を探さなければならない。何の準備もしないということはあり得ない」

 リカルドの移籍先としてはフェラーリやメルセデスがうわさに上っているが、一方、両チームともいずれフェルスタッペンを獲得することを狙っているともいわれている。 

 リカルドが去る場合、レッドブルの選択肢としてリストの最上位に来るのはカルロス・サインツJr.であると考えられる。サインツは2018年にルノーに貸し出されるが、引き続きレッドブルとの契約下にあり、レッドブルが望めば2019年にはサインツを取り戻すことができると考えられている。