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「マクラーレン・ホンダにとって最後の日本GPを記憶に残るレースにしたい」。長谷川F1総責任者の強い思い

2017年10月05日 08:11  AUTOSPORT web

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2017年F1第15戦マレーシアGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
ホンダF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏が、マクラーレン・ホンダにとって最後の日本GPでできるだけいい戦いをし、記憶に残るレースにしたいと語った。

 マクラーレンとホンダは提携3年目の2017年末をもって契約を解消することを決めた。そのためホンダにとって、今週末の日本GPが両者がともに戦う最後のホームグランプリということになる。

「マレーシアは再びポジティブな週末になり、勢いをつけて日本のホームグランプリに臨みます」と長谷川総責任者。

「ホームサーキットに戻るのを毎年楽しみにしています。日本のファンから温かく熱心な応援を受けるのは本当にうれしいものです。その雰囲気が大きな後押しとなるので、ファンの皆さんのためにいいレースをしたいと思っています」

「大勢のドライバーが、お気に入りのサーキットのひとつに鈴鹿を挙げています。それはここがテクニカルであり、パワーがものをいう特性を持ったサーキットだからでしょう。エンジニアにとってもエキサイティングなトラックです。完璧なセットアップを見つける上で、能力を発揮することができ、非常にやりがいがあるサーキットです。マシンのバランスもとても重要なので、マクラーレンのシャシーが必要とする条件に従って、ドライバビリティをうまくセットアップしていく必要があります」 

「今回はマクラーレン・ホンダとしての最後の日本GPであり、チームにとって特別な一戦になります。私自身、このレースには強い思い入れがあるので、チームにとってもファンにとっても記憶に残るレースにしたいと思っています」