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グランプリのうわさ話/半ば公然と認められている2019~20年のレッドブル・ホンダ提携の可能性

2017年10月04日 18:42  AUTOSPORT web

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深まった確執がもはや修復できない状態となっているレッドブルとルノー
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 レッドブルが19年と20年シーズンにホンダのパワーユニットを使う可能性を、半ば公然と認め始めた。ただ、クリスチャン・ホーナーは、ルノーから来年限りで供給契約を打ち切るとの書簡を受け取ったかどうかについては、相変わらず明らかにすることを拒否している。

 いずれにしても、来年トロロッソが使用するホンダV6用のギヤボックスは、レッドブル・テクノロジーズが、RB13のギヤボックスを改造して製作することが決まったようだ。それもあって、ホンダとレッドブルの関係は、今後さらに深まっていく可能性がある。

 すでにホーナーは、「来季のホンダの進歩について、関心を持って見守っていく」と認めている。また、ヘルムート・マルコはさらに一歩踏み込んで、先日「これまでに収集した情報から判断すると、来年ホンダの競争力が大きく向上するのは間違いないだろう。そして、それが予想から事実に変われば、ホンダ・エンジンはレッドブルの将来にとって、良いソリューションのひとつになりうる」と述べた。

続きはF1速報WEBで掲載中

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