福島県二本松市の伝統技芸の結集である、一本の茎から数百、数千の菊花を咲かせる「多輪咲」。その「多輪咲」と現代の感性を融合した作品「菊の惑星(Planet of Mum)」が、10月16日より始まる、東京の街全体をミュージアムにしたデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART 2017」に出展される(~22日)。
福島県二本松市では、かねてより「菊人形」や「多輪咲」などの高い技術による「魅せる菊」を作っている。しかし、園芸作品として魅せるだけではなく、今の時代に合った、多様なシーンや空間の彩りに菊を活用してもらいたいとの想いから、2016年に二本松の菊の魅力向上を目指す「菊のまち二本松ブランディングプロジェクト」を立ち上げた。今回の「菊の惑星(Planet of Mum)」は、そのプロジェクトの一環として出展するものだ。