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モリワキが早くも2018年の参戦体制発表。高橋裕紀、清成龍一の布陣を継続

2017年10月03日 13:42  AUTOSPORT web

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2018年もモリワキから参戦することが決まった高橋(左)清成(右)
10月3日、モリワキレーシングが2018年シーズンの参戦体制を発表した。全日本ロードレース選手権JSB1000クラスとFIM世界耐久選手権シリーズ 鈴鹿8時間耐久ロードレースに引き続き参戦。ライダーラインアップも2017年同様に高橋裕紀、清成龍一の布陣で挑むという。

 2017年シーズンには高橋に加えて清成を起用し、さらに9年ぶりの鈴鹿8耐参戦を発表して話題となったモリワキ。2018年シーズンもライダーの布陣に変更はなく、高橋と清成の2名体制。また、全日本JSB1000、鈴鹿8耐にも継続参戦することを発表した。使用するマシンはホンダCBR1000RRモリワキ改となる。

 2018年シーズンも引き続きモリワキから参戦することが決まった高橋は「早い段階で来季の体制が発表されるのは、ライダーとしては嬉しいこと」と語る。

「ここから、来季に向けていち早く準備ができます。今年から本格的にJSB1000に参戦し、鈴鹿8時間耐久にも復帰。全日本第8戦、岡山国際では3位表彰台に登ることが出来ましたが、まだまだ途中という段階です。確実に結果を残すため、さらに努力していきます」

 モリワキから2年目となる参戦が決まった清成も次のようにコメントしている。

「今年、全日本ロードJSB1000優勝、鈴鹿8時間耐久優勝という目標に向かって走り始めましたが、現在、それを達成出来ていません。その可能性を感じていますし、やり遂げたいと思っています。もう一年、その目標に向かって戦います」

「まだまだ納得できるセッティングを模索している最中で、様々なトライを重ねています。挑戦は続きますが、諦めるつもりはありません。モリワキと共に成長したいと思っています」

 10月1日に行われた全日本第8戦岡山では、高橋がモリワキ復帰後初の3位表彰台を獲得し、モリワキは徐々にその実力を示し始めている。そして、2018年シーズに向けてライバルよりも先んじてスタートしたモリワキ。2018年シーズン、モリワキの活躍がチャンピオンシップを大いにおもしろくしてくれそうだ。