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F1マレーシアGPでの「見苦しい事態」にフェラーリ会長が立腹、組織変更を行うと明言

2017年10月03日 13:02  AUTOSPORT web

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ライコネンはフロントロウにつけていたものの、トラブルでスタートすることができなかった
フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは、F1マレーシアGPでチームが体験したような信頼性の問題が2度と起こららないよう、対策を講じているという。

 マレーシアGPでのフェラーリは予選でセバスチャン・ベッテルがエンジントラブルに見舞われたうえ、決勝でもキミ・ライコネンがパワーユニットが故障し、苦い週末となった。

 フェラーリはトラブルの原因を特定しているが、マルキオンネはチームのエンジン部門と“若い”エンジニアチームの組織変更を行うことを誓った。マルキオンネは月曜日にイタリアで行われた公開イベントで、以下のように述べている。

「(マレーシアGPでの)フェラーリは2台のいずれかがレースに勝てたはずだった。それは事実だ。シンガポールも同様だ」

「パワーユニットにいくつかの問題があったことも事実だ。我々の(エンジニア)チームは未熟で、コンポーネントの品質もレースカーに適したレベルに達していなかったのだ」

「我々が介入し、対処しているところだ。マレーシアGPまで問題が起こらなかったのは、むしろ幸運だったと言える」

「現在は品質部門の組織変更を行なっている。レース中にあのようなトラブルが起こるというのは、腹立たしいことだ」

「問題がファクトリーで発見されたのであれば、さして大きな問題にはならない。しかし2番グリッドについていながらレースをスタートできないというのは、見苦しい事態だ」