ジム・キャリー(55歳)が、亡くなった恋人の母親と夫を“ゆすり”で反訴している。ジムは、メイクアップアーティストで自殺した恋人キャスリオナ・ホワイトの母親ブリジッド・スウィートマンと、キャスリオナの別居中であった夫マーク・バートンの両者から、キャスリオナに性病をうつしたうえ、2015年9月にキャスリオナが自殺した際に用いた薬物を提供したとして提訴されていた。
しかし、ジムはブリジットとマークは自身を脅迫しているに過ぎないとし、反訴を申し立てた後、ツイッターで「今日はたくさんのニュースが出ているね。これが本件についての僕の言い分だ」「今日僕はフィリッポ・マルチーノ、ザ・Xロウ・グループ、マーク・バートンとブリジッド・スウィートマンに対して交差訴訟を申し立てた。残念ながら3年前に僕は、キャスリオナの代理人であるマルチーノ氏が僕に対して申し立てた不当な要求を受け入れてしまうというミスを犯した。公的弁護を立てるのは非常に高額だし、心が痛む過程だからね。当時、キャスリオナがマルチーノ氏によって利用されていると思った」とコメントし、今回は前回のように詐欺行為には屈しないと述べている。
ジムの申し立てでは、キャスリオナは2013年3月から8月にかけて弁護士マルチーノ氏の助けを得て、ジムがキャスリオナに数百万ドルを支払わないのならば、キャスリオナに性感染症をうつしたという虚偽の主張を公にすると脅迫したと主張している。
さらに、申し立てには「キャスリオナの不幸な死による心痛と深い悲しみの中、反訴被告人フィリッポ・マルチーノ、ザ・Xロウ・グループ、マーク・バートンとブリジッド・スウィートマンは、2年前に申し立て解決したはずのケースと同様の不当で詐欺行為にあたる要求から利益を得ようと告訴しました」と書かれている。
しかしながら、マークとブリジッドの弁護人マイケル・アヴェナッティ氏は、「ジム・キャリーは自身の非道な行為についての真実を公に晒すことを避けようと必死になっていて、無実の人々に対して奇異な告発をしているだけです。数週間前のレッドカーペットでのインタビューからも、ジムが支離滅裂で不安定な人物だと見て取れます。彼には助けが必要なのです」とコメントしている。
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