ウイリアムズF1は現在2018年のドライバー候補を何人かに絞り込んでおり、フェリペ・マッサも残留を望んでいる。彼はチーム内の「レースを分かっている人々」からは支援されていると語った。
ウイリアムズはマッサとの5年目となる契約を検討しているが、ポール・ディ・レスタやロバート・クビカといった候補者の評価も行っている。
マッサは昨シーズン末に一度は引退を決定したものの、バルテリ・ボッタスのメルセデス移籍を受けて復帰し、今季もF1で活動している。彼は母国レースであるブラジルGPまでに自身の将来を決めたいと考えており、ウイリアムズのエンジニアリングスタッフたちは36歳の彼がレースを続けるのを見たがっていると主張している。
「正直に言うと、チームとは話し合いをしているところだ。チームは来年も残りたいという僕の主張を100パーセント把握している」
「僕は常にプロフェッショナルなドライバーだったし、これからもそうであり続ける。そしてキャリアを始めた時と同じ様に、プロフェッショナルなドライバーとして終わりたい。それは僕にとって最も重要なことだ。チームは僕が何を与えられるか知っている」
「エンジニアなど、チームの中でモーターレースのことを分かっているすべての人々は、僕の味方だと言えるよ。それは僕にとって大切なことだ」
「そしてドライバーの才能や、ドライビングの部分でチームにも何をもたらすことができるかといったこととは、関係のない判断も下される。それについては何も言うことはない」
最終的な決断はファクトリーのスタッフではなく、チームの幹部が下すものであることをマッサは認めた。
「決断を下す経営陣たちには、彼らなりのやり方がある。その決断がトップチーム、優れたチームとして正しい方向性にあることを願っている」
「自分が何を与えられるかは分かっている。もう1年続けるモチベーションもある。キャリアを通していつもそうであったように、プロフェッショナルとしてチームが僕を望むのならば残るよ」
「それが僕にとっては最も重要なことだ。僕はとても落ち着いているよ。もし来年も残れるのなら、これまでもそうだったように、チームに最高なものをもたらせるように、確実にベストを尽くしていく」
「もしそうならなかったとしても、落ち着いて他の道を探すよ。12月まで待たないのは確かだ」
「予定は立てないけれど、これからの数週間で決まることを願っている。今年最後の2レースが行われるころになっても、自分の将来が決まっていないという状態は避けたい。どのような決定が下されるか待つけれど、間もなくのことであってほしいね」