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子どものころに胸をときめかせた冒険小説ランキング

2008年05月05日 10:11  gooランキング

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 子どもの頃、誰もが一度は夢中になって読んだ
冒険小説。繰り返される平凡な毎日をひととき忘れ、夢と冒険にあふれた非日常の世界へといざなってくれる作品の数々は、今でもふと読み返してみたくなりますよね。そんな思い出の冒険小説をテーマにした今回のランキングで最も人気を集めたのは果たして…


 「子どものころに胸をときめかせた冒険小説ランキング」で1位に選ばれたのは、不朽の名作《トム・ソーヤーの冒険》でした。わんぱく少年
トム・ソーヤーと親友の
ハックルベリー・フィンを中心とした登場人物が、アメリカのミシシッピー川周辺を舞台に繰り広げる冒険を描いた作品で、原作者である
マーク・トウェインの少年時代の経験が基になっています。1876年の発表以来、世界中で今なお多くの人に親しまれており、このほかにも
『トム・ソーヤーの探検』と
『トム・ソーヤーの探偵』、さらにはハックルベリー・フィンを主人公に据えた
『ハックルベリー・フィンの冒険』が出版されています。


 《十五少年漂流記》に《海底二万リーグ/海底二万里/海底二万マイル》、《八十日間世界一周》と3作品が上位にランクインしたのは、「SFの父」と呼ばれる巨匠
ジュール・ヴェルヌ。いずれ劣らぬ冒険小説の名作ですが、中でも《海底二万リーグ/海底二万里/海底二万マイル》の人気は高く、
庵野秀明が総監督を務めた名作アニメ
『ふしぎの海のナディア』の原案になるなど、後世のクリエイターたちにも多大な影響を与えました。


 このほかにも《ロビンソン・クルーソー》や《ドリトル先生》、《ニルスのふしぎな旅》などおなじみの作品が続きますが、上位に入った作品はいずれも西洋の作家による冒険小説でした。日本の作品で唯一ランクインしたのが13位の
佐藤さとるの《コロボックル物語》というのは寂しい限り。日本の作家からも、世界の子どもたちに読み継がれる冒険小説が生まれることに期待したいですね。

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