1日、岡山国際サーキットで行われた全日本ロードレース選手権第8戦、JSB1000クラスの決勝を終え、表彰台に登ったライダーたちがレースを振り返った。
■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/優勝
「金曜日から調子がよく、周りも今回は中須賀が行くんだろうって雰囲気だったので、プレッシャーに感じていました。普段どおりの走りができるか不安もありましたが、ヤマハがいいマシンを造ってきてくれ優勝することができました」
「鈴鹿もこのまま小変更で持ち込めばいいレースができると思います。見てのとおり今年は転倒するか優勝するかですが、オートポリスから2連勝でき、少し自信を取り戻すことができました。チャンピオンシップは厳しいけど、最後まで全力でプッシュします」
■野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)/2位
「いつも課題のスタートは今回もよくありませんでした。1コーナーの位置取りが悪くて遅れてしまったけど、落ち着いて1台1台抜いていきました」
「ここ2戦は調子がよく、中須賀選手と一緒に走ることができていましたが、岡山では金曜日から中須賀選手の流れでした。苦しいレースになるかなと思いましたが、ベストは尽くせたので、次から中須賀選手の壁を越えられるよう頑張ります。またヤマハでワンツーフィニッシュをねらっていきます」
■高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)/3位
「スタート前は厳しいペースになるだろうと思っていたのですが、スタートで中須賀選手の背後につけることができ、ペースを作りやすくなりました。じわじわ引き離されましたが、最善を尽くせるよう集中しました」
「今年からモリワキはピレリタイヤに変更しましたが、今朝まで決勝で使うレースタイヤが決まらず、レース周回数の24周まで持つかどうか分からない状況でした。序盤はハイペースでしたが、タイヤは最後まで機能してくれて感謝しています。今日は3位で踏みとどまることができてよかったです」