30日、岡山国際サーキットで行われた全日本ロードレース選手権第8戦、JSB1000クラスの公式予選を終え、予選でポールポジションを獲得した中須賀克行がセッションを振り返り、決勝への展望を語った。
■中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM(予選1位)
「路面が改修されて、どうかなと思いながら、事前テストから臨みました。グリップが上がり、ペースも上がったので、レースは混戦になるかなと感じていました」
「17インチのタイヤに対して、バイク自体が17インチに合えばもっと速く走れると感じていて、そのためのパーツを造ってもらったのですが、フィーリングがよく、いいものがありました。予選では久々に1分27秒台に入れることができましたし、流れはいいですね」
「チャンピオン争いは厳しい状況なので、残りのレースでは自分とヤマハをアピールするだけ。残り3レースはすべて勝つつもりでいるので、集中して戦っていきたいです」
ポールポジション会見では、J-GP2の水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.)、ST600の國峰啄磨(T.Pro Innovation)、J-GP3の栗原佳祐(MORIWAKI CLUB)も出席し明日行われる決勝についての展望を語った。
シーズンは明日の決勝レースと11月5日に行われる最終戦鈴鹿の2戦行われる。そのためJ-GP2とST600とJ-GP3の2017年チャンピオンは明日決定する可能性が高くなっているので注目だ。
JSB1000は最終戦鈴鹿が2レース制のため残り3レース残っているため最終戦までチャンピオン争いから目を離せられない。