マレーシアGP金曜、F1ドライバーとして初のセッションに参加したトロロッソのピエール・ガスリーは、順調な一日を送った。
ダニール・クビアトと交代する形でマレーシアGPで急遽F1デビューを飾ることになったガスリーは、金曜FP1で9位、FP2で15位だった。カルロス・サインツJr.はFP1をショーン・ゲラエルにマシンを譲らなければならず、FP2では駆動系に問題を抱え、16位にとどまった。
「今日は最高の気分だったよ! F1ドライバーとしての初日を迎え、初めてのプラクティスに参加したんだ。特別な一日だった」とガスリー。
「午前中に初めてガレージから出ていく時、本当に感動した。すごくハッピーだった。でも同時にチームとの仕事に集中し、最初からできる限りプロとして力を発揮することを目指した。ポジティブな一日だったと思う」
「午前中のセッションはトリッキーなコンディションだったけど、ウエットにはうまく対応できた。午後のFP2でも学習し続け、マシンや手順に慣れることを目指した。実際、1周ごとに快適に走れるようになっていったよ。もちろん、もっと自信を持って走るにはもう少し時間が必要だけど、少しずつ進歩している。今夜、明日を見据えてしっかり準備を整える。またマシンに乗るのが待ちきれない思いだよ!」
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、初日のガスリーを高く評価している。
「FP1はトリッキーなコンディションとなり、初めてこのマシンで走るのがウエットコンディションだったにもかかわらず、とても良い仕事をしてくれた」
「初日を終えての感想は、非常にポジティブだ。彼はすべてにとてもうまく対処した。動揺もなく、技術的なフィードバックもとても良かった。彼の加入はチームにとって非常にうれしいことだ」