2017年F1マレーシアGPの金曜、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=3位/2=5位、ストフェル・バンドーンはフリー走行1=12位/2=13位だった。
マクラーレンは、ドライバーふたりともがポジティブな初日を送ったと振り返っている。ドライコンディションのFP2でアロンソが5位になったことは“印象的”であるとチームは述べ、彼がアップグレードパッケージを試していたことも明かした。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
セッション2回ともが短縮されたものの、非常に満足できる一日だった。フェルナンドのマシンに新しいコンポーネントを装着してテストを行った。新しいパーツの搭載はプラスに働いたようだ。ふたりのドライバーのタイム差の大部分は、これによるものであると思われる。フェルナンドのパッケージの方がこのサーキットの特性に比較的適していた。
FP2終盤の赤旗によって、燃料を大量に積んだ状態での走行を予定どおり行うことができなかった。しかし難しい状況に陥ったのは我々だけではないのだし、明日、走行プランを調整していくしかない。
プラクティスでの走行時間が減らされたことで決勝がより面白いものになることがしばしばある。そうなれば我々にチャンスが生まれるはずだ。
(Crash.netにアップデートのもたらした効果について語り)予想していたより良かった。彼(アロンソ)が新パッケージを搭載して走った。ただ、我々はパフォーマンスランを行ったが、他のチームはしていなかったと思う。プラクティスのチャンピオンになることを目指しているわけではない。マシンの評価をし、自分たちの仕事に集中することが重要だ。