トップへ

ホンダF1「PUの面でもポジティブな初日。熾烈な予選でできる限り前に行くため、今夜の作業が重要に」

2017年09月29日 22:02  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2017年F1第15戦マレーシアGP ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)
2017年F1マレーシアGPの金曜、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=3位/2=5位、ストフェル・バンドーンはフリー走行1=12位/2=13位だった。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
 シンガポールGPは非常に暑いコンディションでしたが、今週末のマレーシアも熱帯気候の厳しいコンディションになりそうです。

 FP1がスタートした時間帯には激しい雨が降り、セッション開始が少し延期されました。そのため、午前中には通常ほどの周回数を走ることができませんでした。それでもフルウエットとインターミディエイトタイヤで走行し、土日に向けて貴重なデータを集めることができたと思います。   
    
 FP2ではコンディションが改善し、ふたりとも安定した走行をしてくれました。フェルナンドのラップタイムには特に励まされます。

 気温が高く、チームのメンバーにも、PUにも厳しいコンディションです。そのため、一切問題に見舞われることなく両セッションを終えることができたのはポジティブなことです。 
 
 中位グループのライバルたちとのタイム差はきわめて小さいので、セッティングのわずかな差によって明日の予選結果が変わってくるでしょう。最も競争力の高いセットアップを見出すために今夜データを分析していきます。