初のブラックをまとうサソリ『アバルト124スパイダー』1周年記念限定車登場

フィアットのハイパフォーマンス・モデルを揃えるアバルト・ブランド。そのオープントップモデルである『アバルト124スパイダー』に、日本国内導入1周年を記念し、通常は設定のないブラックのボディカラーを特別に採用した限定車『124 spider 1 Year Anniversary（ワンイヤー・アニバーサリー）』を設定。9月9日より発売が開始されている。

　1970年代にアバルトの歴史に名を刻んだ屈指のスポーツモデルのオマージュとして蘇り、2016年10月に国内販売が開始された最新の『124スパイダー』は、マツダが世界に誇るオープンFRスポーツ『ロードスター』のND型をベースに開発されたモデル。

　NDでは1.5リッターの4気筒自然吸気を搭載しているシャシーに、アバルトは同じ直列4気筒ながら、マルチエア技術を採用した1368ccの直噴ターボを採用。最高出力170PS、最大トルク250Nmと、イタリアンデザインと本格オープン2シーターのダイナミズムが融合した、小粋なスポーツモデルに相応しいパワーユニットとしている。



　今回の限定車は、そうした124スパイダーの個性を艶やかに演出するメタリック・ブラックのボディカラーを同モデルで初めて採用。そのボディカラーに合わせて、インテリアにも高いホールド性能で定評のあるRECAROシートを特別装備した。

　このほか通常はオプション扱いとなるレザーシート／ナビゲーションパッケージ（アダプティブ機能付フルLEDヘッドライトやナビゲーション用SDカード、CD/DVDプレーヤー+フルセグ地上デジタルTVチューナー）を標準装備とするなど、アニバーサリーモデルとして特別な1台に仕上がっている。

　限定台数は100台は全車右ハンドル仕様となり、MT、ATがそれぞれ50台ずつの内訳。価格はそれぞれ426万6000円、437万4000円となっている。


オフィシャルサイト：http://www.abarth.jp/limited/124spider_1year_anniversary/