雑誌「プレイボーイ」の創業者ヒュー・ヘフナーさんが、91歳でこの世を去った。ヘフナーさんは9月27日、ロサンゼルスの“プレイボーイ・マンション”として知られる豪邸にて、老衰により安らかに亡くなったという。
広報担当者は声明で「1953年に世界に雑誌『プレイボーイ』を発表し、会社を史上に残るアメリカの世界的なブランドの1つにまで築き上げたアメリカのアイコン、ヒュー・ヘフナーが、本日愛する人たちに囲まれて、自宅のプレイボーイ・マンションにて老衰によって安らかに息を引き取りました」と述べている。
また同誌の公式ツイッターでも「アメリカのアイコンでありプレイボーイの創刊者、ヒュー・ヘフナーが本日亡くなりました。91歳でした。安らかにお眠りください」とコメントを出した。
さらに、プレイボーイ・エンタープライゼズのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務める息子のクーパー・ヘフナー氏は、「父は、メディアやカルチャーの先駆者として、私たちの時代の最も重要な社会的かつ文化的ムーブメントにおいて言論の自由や市民権、性の自由を擁護する意見を先導し、並外れた影響力のある人生を送りました」と声明を発表した。
ヘフナーさんは1949年から1959年までミリー・ウィリアムズと、1980年から2010年までキンバリー・コンラッドとの結婚歴があるほか、2012年には元プレイメイトのクリスタル・ハリスと結婚していた。
1953年12月にヘフナーさんは8000ドル(約90万円)の資金を元に、マリリン・モンローの昔のヌード写真を見開きページに掲載した創刊号を発刊。同誌ではこれまでケイト・モス、マドンナ、パメラ・アンダーソン、シャロン・ストーン、ナオミ・キャンベル、リンジー・ローハンなど数々の有名人がヌードを披露している。
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