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MotoGP:負傷した状態でトップ争いを繰り広げたロッシ「足の状態をよくしてもてぎに行く」

2017年09月26日 16:02  AUTOSPORT web

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バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハMotoGP
右脚を負傷するも第14戦アラゴンGPから復帰したモビスター・ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、「タイヤの消耗にも苦しんだ」と決勝レースを振り返り、次戦の第15戦日本GPへの意気込みを語った。

 ロッシはイタリア・ウルビーノでモトクロストレーニング中に転倒して脛骨や右足を骨折する大怪我を負ったため、アラゴンGPを欠場する見込みだった。しかし開催1週間前に、ロッシはサンマリノで負傷した足の状態でバイクに乗れるかのテストを行い、メディカルチックを受けたのちアラゴンGPへの出場を決断した。

 予選では負傷しているにも関わらず2番グリッドを獲得。決勝レース序盤はトップ争いに加わり、最終的には5位でチェッカーを受けた。

「1週間前はレースができるか分からなかったのだから、この結果を誇りに思う」とロッシはレース後次のように振り返っている。

「フロントロウからのスタートを獲得したことは、とてもハッピーで、素晴らしいなことだった」

「レース後半に苦しむことは覚悟していた。少し痛みがあり、タイヤの消耗にも苦しんだ。このレースの後もリハビリを続ける。インターバルがあることは僕にとってよいこと。2週間、トレーニングを積んで、足の状態をよくしたい。その後に、もてぎに行く」

「もてぎからは3連戦が控えている。足の状態を考えれば非常に難しいので、まずは、もてぎに向けてトライしよう。もしかしたら、100パーセントまで回復しないかもしれないが、かなりよくなるはずだ」