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ケン・ブロック・ジムカーナ×パイクスピーク!? 最新作『クライムカーナ』公開

2017年09月26日 15:32  AUTOSPORT web

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ケン・ブロック『クライムカーナ』のワンシーン。1965年ムスタングでパイクスピークを駆け上がる
トーヨータイヤUSAは9月25日、Youtube上でケン・ブロックの最新動画『ケン・ブロック・クライムカーナ:パイクスピーク・フィーチャリング・フニコーンV2』を公開した。

 WRCやラリークロスで活躍するケン・ブロックがさまざまな舞台でアクションを披露し、多くのシリーズ動画が1本当たり1億再生を誇る、大人気の『ケン・ブロック・ジムカーナ』シリーズに、“派生シリーズ”の新作が登場した。シリーズではフォード・フィエスタRX43等のマシンが使用されているが、今回公開された『クライムカーナ』は『ジムカーナ7』でも登場した1965年製フォード・ムスタング(1400馬力ツインターボ)で、あのパイクスピークに挑む。

 パイクスピークは長い伝統を誇るヒルクライムイベントが有名だが、今回ブロックはヒルクライムとジムカーナを組み合わせたような走りを披露してくれる。近年パイクスピーク・ヒルクライムにもEV化の波が押し寄せているが、今回のブロックの走りは「そんなの関係ねえ!」と言わんばかりのエキゾーストノートを響かせてくれている。また、ただのヒルクライムではないのは動画を観ればすぐに分かるだろう。

「昔テレビで、この壮大なヒルクライムを見て、子ども心にいつかあそこでレースしたいと夢見ていた。2005年にその夢は叶ったけど、馬力に欠けて満足のいくレースではなかったんだ」とブロック。

「だから今回、1400馬力で走れるのはまさに夢の実現さ! でもこのマシンはヤバくて本当に死にそうになったよ。タイヤの消耗がありえないほど早い。こんな怪物マシンでこれほど危険な山を走るなんて、とうとう僕も自分の手には負えないプロジェクトを引き受けてしまったと思ったね。この映像の撮影中に自分が命を落とさなかったことを神に感謝しているよ」

 ケン・ブロック・ジムカーナシリーズは現在『9』まで公開されているが、9月にはペンゾイルとのコラボで、砂丘を駆け回る『テラカーナ』を公開。この『クライムカーナ』はそれに次ぐものだ。舞台は変わっても、ブロックの走りとスケールのデカさ、そしてエンディング曲がカッコいいのはいつもどおりだ。クルマ好きならまず必見と言える。

TOYO TIRES | Ken Block’s Climbkhana: Pikes Peak Featuring the Hoonicorn V2