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タトゥーを入れて「後悔」が9割 男性の半数は「タトゥーを入れた人は絶対に恋愛対象外」と回答

2017年09月26日 13:21  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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東京イセアクリニックは9月25日、「タトゥー・入れ墨への認識・イメージに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は9月12~13日にインターネットで実施し、国内在住で20~40代の男女350人から回答を得た。

「タトゥー(入れ墨)を入れたい」と思ったことはあるかと聞くと、最も多かったのが「一度も思ったことがない」(81.4%)だった。理由を聞くと、「入れる意味がわからない」「永遠に消えないデメリット」(59.3%)が同率で最多となっている。

次いで「思ったことがあるが、結果入れなかった」が15.4%となり、「実際に入れている」人は3.1%に留まった。なお実際に入れている人は、女性(5.1%)が男性(1.1%)を上回っている。

タトゥー「格好いい」は3% 8割は「自分の子どもには入れてほしくない」

「タトゥーが入っている人」を見かけたときの印象を聞くと、最も多かったのは「怖い(反社会的なイメージ)」(44.0%)。以降「若気の至り、恥ずかしい」(29.4%)、「生活に支障が出てしまう(足かせ)」(26.9%)、「不快、不愉快」(26.3%)とネガティブなイメージが上位を占めた。一方「格好いい」は3.4%に留まった。

また「タトゥーが入っている人は恋愛対象になるか」については「決して恋愛対象にならない」(42.0%)が最多。女性(33.1%)より男性(50.9%)の方が拒否感を示す人は多い。「どちらかと言えば対象にならない」は32.9%で、「個人の自由。有無は特に問題ない」は25.1%となった。

「タトゥーがある人は恋愛対象にならない」と回答した人(合計74.9%)に理由を聞くと、1位は「両親に紹介できない」(56.5%)。特に女性は62.7%と、男性を12ポイント上回る結果となった。2位以降「怖い(反社会的なイメージ)」(46.9%)、「子供に見せたくない」(42.0%)、「不快(不愉快)」(35.1%)と続く。

「自分の子供が将来『タトゥーを入れたい』と言ったら?」と聞くと、「絶対に反対」(48.6%)と「どちらかといえば反対」(31.4%)の合計が80.0%となった。「個人の判断に任せる」(13.7%)や「特に気にならない」(6.3%)は少数派となっている。

「軽い気持ちで彫ると、ほぼ100%の方が後悔」

実際にタトゥーを入れている人に理由を聞くと「なんとなく」(72.3%)や「格好いいと思ったから」(67.7%)が多かった。他にも「芸能人・有名人の影響」(35.4%)、「友達が入れていたから」(27.7%)など、他の人からの影響で入れたという人や、「反骨精神」(13.8%)と回答した人もいた。

しかしタトゥーに関して「実際に入れて満足」と感じている人は9.1%に留まり、「入れてしまって後悔」という人は90.9%にものぼることが分かった。

同クリニックの吉種克之総院長は、就活や結婚、出産などのライフイベントに伴ってタトゥーを消す除去手術を検討する方が多いとプレスリリースで説明している。タトゥー除去への問い合わせは毎月100件以上あるようだ。

「タトゥーを入れた動機は様々ですが、軽い気持ちで彫ってしまうとほぼ100%に近い割合の方が後悔するといっても過言ではなく、一般的な社会人として生きるにはタトゥーが入っていることが足かせとなる場合が多いようです」