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ジェニロペ、ハリケーンで大被害を受けたプエルトリコに1億円超の寄付

2017年09月25日 20:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジェニロペ、必死の救済訴え(画像は『Jennifer Lopez 2017年8月22日付Instagram』のスクリーンショット)
超大型ハリケーン「マリア」の直撃を受け、甚大な被害を受けたプエルトリコ。プエルトリコ系の両親を持つジェニファー・ロペスはこれに大変なショックを受け早速「なんとかせねば」と動き始め、SNSに動画をアップ。「信じられないような被害を受けたの」「どうか寄付などで援助を」と呼びかけ、24日にニューヨークに移動後は州知事に会い揃って会見に出席し、ある発表をした。

アメリカ人も多く暮らすプエルトリコを、超大型ハリケーン「マリア」が直撃。これによる凄まじい被害ゆえに「最悪の場合、半年間電気が使用できない状態もあり得る」という。そこでプエルトリコ側はニューヨークに必要な物資、援助などを正式に要請し市長がすぐに動き、NY出身のジェニファー・ロペスもNYへ移動。アンドリュー・クオモ州知事と共に記者会見に応じたジェニファーは「プエルトリコなどの復興を援助したい」として、こう語った。

「(恋人の)アレックス・ロドリゲスと私は、共にニューヨークの出身です。ですから私達はエンタメ業界、スポーツ界、ビジネス界における関係筋や物資を頼りにし、プエルトリコとカリブ海地域を支援すべく義援金を蓄えています。」

またジェニファーは被害者救済のため、ラスベガスで開催中のショーの利益から1億円超を提供することも発表。ニューヨーク・ヤンキースなどメジャーリーグからも多額の寄付を約束してもらったというから、被害の大きかった地域の人々にとって、これほど有難いことはないだろう。

「今も日夜、何が必要なのかの確認作業を行っています。」

そう語り拍手喝采を受けたジェニファーだが、元夫マーク・アンソニーも動画をアップするなどして人々の援助と協力を要請している。なお今年は大型ハリケーンが複数アメリカを直撃。早々と避難する人、直前にガソリンスタンドや空港に殺到する人、「大丈夫」と信じ家に残る人、中には「もう終わった」と死を初めて意識したという人もいる。またメキシコでは大地震が発生し、日本からは迅速に救助隊が被災地にて救助を開始。その素晴らしい働きぶりに感激した記者の現地友人からは、「最高のチームが日本からすぐに助けに来てくれた」との連絡が入った。また現地では大学生などがボランティアとして活躍し、救助や片づけ、捜索などに加わっているという。

いつ起こるか分からぬ大災害は大変恐ろしいが、起きた後の各国の協力体制には目を見張るものがある。核の脅威や言葉の応酬で不安をかきたてあう国家もあるなか、良識と善意溢れる人々が多いことに、改めて人間の素晴らしさと優しさを感ぜずにはいられない。

画像は『Jennifer Lopez 2017年8月22日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)