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筋肉センサー内蔵トレーニングウエアをグンゼとライザップが開発

2017年09月25日 20:43  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

筋電WEAR Image by: グンゼ×ライザップ
グンゼが、パーソナルトレーニングジム「ライザップ(RIZAP)」を運営するライザップとのコラボレーションで、着用するとバイタルデータを取得できる「筋電WEAR」を開発した。9月から販売を開始している。

 ライザップは、筋力トレーニングの効果を数値化・可視化し、トレーニング効率の向上を図り、近年機能性肌着素材の研究に力を入れているグンゼと協力。筋電WEARは、導電性の生地をセンサーとして内蔵させ、連動のデバイスを使ってトレーニング中の筋肉にかかる負荷の状態を専用のアプリケーションからリアルタイムで確認することができる。筋肉の内部の動きを可視化することにより、筋肉に適切な負荷がかかっているか、各トレーニングの効果などが簡単かつ正確に把握できる。ウエアは、しなやかさと通気性を備え、デバイスを外した状態で洗濯が可能。
 ライザップは筋電WEAR活用の第1弾として、全トレーナーが自己流のフォームではなく科学的な裏付けのある正しいフォームを理解し最適なトレーニング指導ができるよう、トレーナー研修を行う。また、個々の筋肉への負荷量が細かく数値化される機能を活用し、部分痩せやケガ、リハビリ中の人でも安全に利用できる、効果の高い筋力トレーニングプログラムを開発していく。今後は、筋電WEARの活用実績および技術発展の状況を踏まえ、順次ライザップの利用者向けの導入を検討するという。