綾野剛主演の連続ドラマ『コウノドリ』に、宮沢氷魚がレギュラー出演することがわかった。
THE BOOMの宮沢和史(Vo)の長男でもある宮沢氷魚は、『MEN'S NON-NO』専属モデルとして活動。同作で俳優デビューを果たす。宮沢が演じるのは、ペルソナ総合医療センターの産科の前期研修医・赤西吾郎。赤西産婦人科の息子で、星野源演じる四宮から愛ある指導を受けるというキャラクターだ。
1994年生まれの宮沢氷魚は、自らが演じる役柄について、「二世ということで、他の人よりスタートダッシュが早く、有利に感じる部分もありますが、実際には“ジュニア”であるが故のプレッシャーや苦悩もあって…」とコメント。出演にあたって役者経験がある父・和史にアドバイスをもらったという宮沢氷魚は、「父も初めて芝居をした時はかなり緊張したと聞いて、少し安心しました」と語っている。緊張して臨んだ撮影現場については、「現場で坂口(健太郎)くんが『緊張すんなよ!』って笑いながら声をかけてくれて。綾野剛さんは『思い切りやっちゃっていいからね!』って言ってくださって」と明かした。坂口健太郎は宮沢氷魚と同じく『MEN'S NON-NO』で活動し、『コウノドリ』前シリーズで連続ドラマデビューを果たしている。
10月13日からTBS系で放送される『コウノドリ』は、産科医療の現場を描いた鈴ノ木ユウの同名漫画が原作。2015年に放送された同名ドラマの2年後を舞台にした内容となる。
■宮沢氷魚のコメント
「コウノドリ」は以前から拝見していた大好きなドラマだったので、自分がこの作品に出演できるとは思ってもいませんでした。ましてや、今回が僕にとって初のドラマ出演。とても光栄で、大きなチャンスをいただいたことを日々痛感しています。
僕は三人兄弟の長男で、下の二人の面倒を小さいころから見てきていたので、自分なりに生まれてくる命の重大さを感じてきたつもりでいました。しかし23歳になった今、出産という奇跡を描いた作品に参加させて頂くことによって、新たに考えさせられることがたくさんありました。
一般的になかなか知られていない産科の事情、産後うつや育児放棄の実態など…。また自分に子供が生まれた時、自分はなにを思い、どう向き合うのかということまで考えるようになりました。
「コウノドリ」は多くの母親と家族の喜びや苦悩を描いた素晴らしいドラマです。このドラマを通して僕が演じる赤西吾郎だけでなく、自分自信も成長していけたらなと思います。
男女年齢関係なしに、一人でも多くの方に観て頂けると幸いです。