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ジャッキー・チェン、『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』のアフレコ秘話明かす

2017年09月25日 17:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 9月30日公開の映画『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』で師匠ウー先生の声優を務めたジャッキー・チェンが、アフレコ秘話を語った。


参考:『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』本予告公開へ ジャニーズWESTの主題歌「もう1%」も収録


 本作は、アドベンチャーアニメ『LEGO(R)ムービー』シリーズの最新作。6人の若きニンジャが、突如街に現れた悪の帝王を倒すべく師匠の元で修行をして、立ち向かう姿を描く。


 師匠ウー先生を演じたジャッキー・チェンは、50年以上に渡りアクション俳優として活躍している。そんな彼は、本作へのオファーを受けた際の感想について、「僕を声優として雇いたいと言うのが理解できなくて、そんな物好きな人居ないだろう?って感じでした(笑)。英語はアクセントが強くてあんまり上手くないし(笑)もっとスムーズな英語を話す人がいるだろうに『どうして僕?』と不思議に思って聞いてみました。そうしたら、『声優としてだけじゃなく、ニンジャたちのアクションシーンの振り付けを是非頼みたいんだ』と言われて納得したんです」と明かした。


 そんなジャッキー・チェンは、制作現場である香港、中国、アメリカ、オーストラリアなどの都市に赴き、ニンジャの動きを指導したとのこと。また、自身初となるアニメーションでのアクションへの取り組みについては、「子どもたちのために作るのがアニメーションだから、僕も子どもたちへの影響を考えながらやりました。がっかりさせたくないですから」と、思いを述べた。


 アフレコについては、「ガーマドンって言う名前がきちんと発音できなくて苦労しました。ガーマドン、僕に取っては発音が難しくてイヤな名前です(笑)。録音してる時にガーマドン、ガンドン、ガマドンと言ってしまい、なかなか正しい発音ができないんです。発音を何回も練習しました。何回もやり直しました」と苦労を明かした。


 本作の日本語版吹き替えを担当するタレント・出川哲朗も、この”ガーマドン”という発音には苦戦したそうで、先だって行われた公開アフレコオーディションイベントでは、報道陣の前で何度も言い間違えるというミスをしてしまい、狙っていた主役の座を射止めることはできなかったとのことだ。(リアルサウンド編集部)