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ジャスティン・ビーバー、黒人差別撲滅を誓う 「今が一番ひどい」

2017年09月25日 16:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジャスティン「人種差別に目を向けて」(画像は『Justin Bieber 2017年3月25日付Instagram』のスクリーンショット)
このほどジャスティン・ビーバーがインスタグラムに「BLACK LIVES MATTER」と印字されたメッセージをアップ。ファンに対し「黒人の気持ちは理解できないかも。でも僕達は、みんな神の子なんだ」などというメッセージを添えた。

23日、ジャスティン・ビーバーがインスタグラムを更新し、アメリカの黒人差別について、このような思いを綴った。

「僕はカナダ系白人だ。だからアフリカ系アメリカ人の気持ちは、これからも理解できないでしょう。でもこれは分かるんだ。僕は喜んで立ち上がり、自分の意見を伝えたい。差別問題に目を向けてもらうためにね。これは現実にある問題なんだ。これまでの人生で僕が見てきたなかで、今が一番ひどい。僕達は皆、神の子だというのに。そして僕達は、みな平等なんだ。」

現在はずいぶん神に傾倒し、熱心なクリスチャンだというジャスティン。かつて荒れに荒れた彼が更生したきっかけも「神様の声を聞いたから」だといい、その後の生活の立て直しは早くスムーズだった。

しかし、そんなジャスティンも2014年には過去に撮影したという差別動画の存在が発覚。その中でジャスティンは大ヒット曲『ワン・レス・ロンリー・ガール』の歌詞を変え、こんな風に歌っているのだ。

「黒人がひとり減るよ。」
「もし僕が君を殺したら、僕はKKK(クー・クラックス・クラン:米白人至上主義を唱える秘密結社)のメンバーになるだろう。でも黒人がひとり少なくなるさ。」

これはジャスティンが14、5歳の頃に撮影した本物の動画だといい、同じ類のものは複数あったとのこと。しかしそれも過去のことで、ジャスティンは真摯に反省し「もうあんな失敗はしません」「すみませんでした」と謝罪もした。ちなみにジャスティンには黒人の友人が以前から多く、決して肌の色で人種差別をする人間ではないという。俳優でヒップホップMCの黒人・50セントも「あの子が差別主義者? ありえん。まだ子どもで、戸惑っているだけさ」とジャスティンを庇い、話題になった。よって今の「みんな平等なのだ」というジャスティンの気持ちに、きっと嘘はない。

画像は『Justin Bieber 2017年3月25日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)