F1の商業担当取締役を務めるショーン・ブラッチスは、来シーズンのカレンダーで中国とバーレーンGPの日程を入れ替える可能性があることを認めた。
F1は来年のカレンダーの中国GP開催をまだ確定していない。
ブラッチスは上海でレースが開催されることついては確信しているものの、暫定的な開催日である4月8日は3日間にわたる中国の祝日、清明節と重なることから、集客に影響が出ることが懸念されている。
したがってその翌週に予定されているバーレーンGPの日程を、中国と入れ替える可能性がある。ブラッチスは両グランプリの日程について、ロイター通信に次のように語った。
「我々は世界的イベントや地元のイベント、宗教上の祝日などを考慮し、ファンがグランプリに参加する機会をできるだけ大きくしたいと考えている」
「(中国とバーレーンの)双方とこの件について話し合いをしているが、順調に合意に至ると思われる。解決策について相互に合意できたら、発表されるだろう」
今年6月にFIAが発表した2018年F1カレンダーに関する初回のリリースでは、シンガポールと中国は暫定とされていた。シンガポールについては先週開催が確定し、ブラッチスは中国も間もなく決まるものと大いに期待している。
「我々は中国GPが実現するだろうと、非常に楽観的に見ている。先週シンガポールについてもそうだったようにね」と彼は語った。