全日本F3選手権は9月24日、宮城県のスポーツランドSUGOで今季最終戦となる第20戦の決勝レースが行われ、スタートからトップを守り切った大津弘樹(TODA FIGHTEX)が嬉しい全日本F3選手権初優勝を飾った。2位は坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)で、坪井の連勝は7でストップした。
スタートでは、前日の第19戦同様、ポールポジションスタートの大津弘樹(TODA FIGHTEX)がスタートを決めたが、2番手スタートの宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)の加速が鈍り、3番手スタートの坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)、そして4番手スタートの高星が続いていく。宮田は4番手で3台に続いた。
序盤から前日の再現のように大津と坪井の戦いが展開され、それに高星、宮田がピタリと続いていくが、11周目のS字カーブで宮田がコースアウトを喫し、5番手につけていた阪口晴南(HFDP RACING F316)が4番手に浮上する。中盤以降、優勝争いは3台に絞られていった。