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ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第14戦アラゴンGP 予選レポート

2017年09月24日 08:21  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
アティラプワパは暫定10列目
鳥羽は11列目から決勝に臨む

2017年9月23日(土)
Rd.14 アラゴンGP モーターランド・アラゴン
コンディション:ドライ
気温:22℃
路面:34℃

 午後12時35分(日本時間午後7時35分)から40分間にわたって争われたアラゴンGPの予選で、Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは2分00秒205の30番手タイムを記録。明日の決勝に向けて10列目30番手の暫定グリッドを獲得しました。チームメートの鳥羽海渡は、2分00秒953で予選31番手タイム。決勝レースは11列目31番グリッドからスタートする予定です。

 午前のFP3で鳥羽とアティラプワパは、それぞれ昨日に見つかった課題の改善を狙って精力的な走り込みました。40分間の走行を終えて、アティラプワパは目標の1分59秒台を達成して15番手タイム。鳥羽も、昨日のベストタイムを1.365秒更新して30番手を記録しました。

 午後の予選では、両選手ともさらにライディングとセットアップの改善に集中して取り組みました。アティラプワパはポールポジションから2.138秒差、鳥羽は2.886秒差という内容でした。

 明日の日曜は、午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分間のウォームアップ走行を実施。20周で争う決勝レースは、午前11時00分(日本時間午後6時00分)にスタートします。

ナカリン・アティラプワパ(30番手/2'00.205/+2.138)
「今日の午後は暑くなり、風も少し強く感じました。予選の序盤はフロントが切れ込み、リアも滑る状態だったので、あまり自信を持って攻めることができませんでした。予選最後のタイムアタックでは、集団内の全員が様子を見てあまり攻めなかったので、僕もタイムアップをできませんでした。明日のレースではメンタル面をうまくコントロールして、いい結果を残せるようにがんばります」

鳥羽海渡(31番手/2'00.953/+2.886)
「自分自身はよくなっているのですが、マシンに不安があり、特にフロントに安心感がなく攻めきれませんでした。明日、朝のウォームアップを有効に活用してこの原因を突き止め、今の厳しい状況を打開したいです」

岡田忠之 チーム監督
「ナカリンは、残念ながらタイムアタックのいいタイミングを逃してしまいました。コーナー進入で突っ込みすぎる傾向は、決勝レースを走ることで、改善のきっかけをつかみ取ってほしいです。鳥羽は、彼が思いきり走れない原因をマシン側から歩み寄るために、明日の朝に違ったセットアップを試してみます。違ったセットアップを試すことで、気持ちの切り替えにつながるでしょう」