Q1セッション、空は厚い雲に覆れ、気温21度、路面温度22度と肌寒さも感じられるなか、20分間のノックアウト式予選Q1がスタートした。路面コンディションは完全に乾き、各車タイヤを暖めながら、ドライコンディションでのマシンの最終確認を行う。最初にトップタイムをマークしたのはヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の1分06秒060。
最初のターゲットタイムとなったのはアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が計測3周目で出した1分05秒712。そのあとをチームメイトの中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が続く。多くのマシンが計測3周目にアタックを行ったなか、計測4周目、チェッカーフラッグが振られるとほぼ同じタイミングでマーデンボローが1分05秒685とトップタイム更新。
さらにその直後、チームメイトの関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分05秒530とマーデンボローのタイムをわずかに塗り替えインパル勢がワンツーでQ2進出。
もてぎ、オートポリスとコースレコードを更新していた野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は0.009秒足りずまさかの15番手でノックアウト。そのほか山本尚貴(TEAM MUGEN)、山下健太(KONDO RACING)、大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)、小暮卓史(B-MAX)がQ1敗退となった。