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ロス・ブラウン、ベッテルのF1タイトル獲得を諦めず。「逆転の可能性はある」

2017年09月23日 12:42  AUTOSPORT web

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ブラウンは、過去に所属していたフェラーリのタイトル獲得を諦めていない
ロス・ブラウンは、フェラーリとセバスチャン・ベッテルがシンガポールでの敗北から立ち直り、2017年のF1タイトルを勝ち取れると確信している。

 マリーナベイではフェラーリの勝利とメルセデスの敗北が予想されていたが、状況は逆転し、ルイス・ハミルトンがドライバーズ選手権でのリードを28ポイントにまで広げる結果となった。

 現在F1のスポーティングマネージャーを務めるブラウンは、シューマッハー時代のフェラーリを指揮していたという栄光の過去を持つ。彼はまだベッテルの勝利を諦めておらず、失ったポイントを取り戻せると考えている。

「世界選手権は終わったわけではない。まだあと6戦が残っているのだ。ベッテルとフェラーリは非常に強く、まだ彼ら自身の力で世界タイトルを獲得できる可能性がある」とブランは話す。

 ブラウンは、ベッテルとフェラーリに思い入れがあり、この組み合わせはマラネロでミハエル・シューマッハーと共に過ごした良き時代を思い起こさせるものだという。

「セバスチャンとフェラーリが、私のフェラーリ時代を思い出させるのは当然のことだ」

「セバスチャンとミハエルは、自分がチームのそばにいながら自身を全体の一部だと見ているところが、非常によく似ている。そして、同じように自制心と集中力でフェラーリを再びトップに返り咲かせた」

「ルイスとは厳しい戦いが続くだろう。しかし勝つことができれば、得るものがあるだろう」