アビンティア・レーシングと2年間の契約を交わしたチャビエル・シメオン MotoGPに参戦するReale Avintia Racing(レアーレ・アビンティア・レーシング)は、Moto2クラスに参戦しているチャビエル・シメオンと2年間の契約を交わしたことを発表。シメオンは2018年から最高峰クラスに挑む。
アビンティア・レーシングからMotoGPクラスへの昇格が決まったシメオンは、28歳のベルギー人ライダーだ。2010年からMoto2クラスにデビューし、2015年の第9戦ドイツGPでMoto2初優勝を果たした。2017年シーズンはTasca Racing Scuderia Moto2(タスカ・レーシング・スクーデリアMoto2)に所属し、ランキングは21番手につけている。
シメオンは「すばらしいチャンスだ。このチャンスを掴むために、長い間頑張ってきた。子供の頃から追いかけてきた夢が実現することになって、本当に嬉しい。」と昇格の喜びを次のようにコメント。
「FIMスーパーストック1000選手権ではドゥカティを走らせ、2009年にタイトルを獲得した。もう一度ドゥカティを走らせることができて嬉しいよ。僕を信じてくれたファンとスポンサーに感謝したい」
アビンティア・レーシングは、すでにティト・ラバットの起用を発表しているため、2018年シーズンはラバットとシメオンの2台体制で最高峰クラスに挑む。
なお、現在チームに所属しているエクトル・バルベラは、来季Moto2クラスへ復帰することが発表された。所属するチームはポンス・HP・40となる。
これで2018年シーズンを戦う24名のライダーのラインアップがすべて揃った。
■2018年MotoGPクラスのライダーラインアップ
モビスター・ヤマハ・MotoGP:V.ロッシ/M.ビニャーレス
レプソル・ホンダ・チーム:M.マルケス/D.ペドロサ
ドゥカティ・チーム:A.ドビジオーゾ/J.ロレンソ
チーム・スズキ・エクスター:A.イアンノーネ/A.リンス
モンスター・ヤマハ・テック3:J.フォルガー/J.ザルコ
オクト・プラマック・レーシング:D.ペトルッチ/J.ミラー
アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ:A.エスパルガロ/S.レディング
LCRホンダ:C.クラッチロー/中上貴晶
レアーレ・アビンティア・レーシング:T.ラバット/X.シメオン
プルアンドベア・アスパー・チーム:A.バウティスタ/K.アブラハム
エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS:F.モルビデリ/T.ルティ
レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング:P.エスパルガロ/B.スミス