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『プロメテウス』その後の出来事が明らかに 『エイリアン:コヴェナント』特別映像

2017年09月22日 18:03  リアルサウンド

リアルサウンド

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 現在公開中の『エイリアン:コヴェナント』より、特別映像が公開された。


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 本作は、『エイリアン』『プロメテウス』のリドリー・スコット監督が手がけたSFアクション。1979年に公開された『エイリアン』シリーズの原点を描く。


 このたび公開されたのは、2093年を描いた『プロメテウス』と2104年を描いた本作の間に起きた出来事を収めた特別映像。『プロメテウス』では、プロメテウス号の唯一の生存者となったエリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)が、アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)の頭部を回収し、ほかの巨大宇宙船を起動して、エンジニアの母星に旅立った。


 特別映像ではその後が描かれ、デヴィッドはショウ博士によって修復。「これほど深い思いやりを人間から受けたのは初めてだった」と明かしているが、エンジニアの星とみられる場所を前に「見るがいい 私の業を そして絶望を」と語るデヴィッドの姿が収められている。


 本作で新旧2体のアンドロイドを演じたファスベンダーは、「『プロメテウス』と地続きの世界にある作品であることは間違いない。ただ一つ言えることは『プロメテウス』では“エンジニア”が紹介され、重要視されたが、本作では彼らの出番はそれほど多くない。本作は『エイリアン』の方に近いかもしれない。しかも、始まるとすぐに容赦なしだからね」とコメント。さらに、「『プロメテウス』でデヴィッドを演じた時には、シリーズのアンドロイドは、全く参考にしなかったんだ。ただ本作の撮影に当たっては、『エイリアン』と『エイリアン2』を観てこれら2作品のアンドロイドを参考にしたよ」と振り返った。


 スコット監督もまた「正直こんなに長く続けられるとは当初は思ってもみなかったよ(笑)。こうなったら論より証拠で作り続けるしかない。本作は確かに第1作に近い印象を与えるだろう。だが、その内容の深さは『エイリアン』をはるかに超えているつもりだ」と自信の程を明かしている。(リアルサウンド編集部)